イギリス•ロンドン留学を目指して動き出したわけですが、基本的にビザの必要のない6ヶ月未満の英語学校への語学留学もしくは写真などアート系やアロマテロピーなど資格取得につながる語学留学を検討しているため、IELTS(アイエルツ)に関してはほとんど準備をしてなかったのですが、やはりIELTS(アイエルツ)は英語力レベルを証明する資料として重視されているので、受験を検討してみようと思います。 この度、イギリス政府により「イギリスのイミグレーションとビザ取得目的のIELTSに関して」という変更点がリリースされたので、今後のためにも、今回はこの点をまとめてみました。
IELTS(アイエルツ)とは
IELTSとは、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニングモジュールの2種類があり、リスニング(30分)、リーディング(60分)、ライティング(60分)、スピーキング(日本では筆記試験の翌日に実施されたり、当日全て行われる)の4つからなるテストで、海外留学や移住をするときに必要な英語レベルを証明する国際的に認められた英語資格試験です。リーディングとライティングに関しては、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールでは試験問題が異なります。
アカデミック・モジュールは、海外の大学やカレッジなどで勉強する際に留学生の英語レベルを判定するものとなるので、語学留学をする場合には、こちらを受験することとなります。
IELTS(アイエルツ)の受験料
IELTSの1回の受験料は、2万5,380円です。
TOEICなどに比べると高額なので、経済的なことを考えると気軽に受験できません。試験管とのインタビュー形式のテストとなるスピーキングテストがあるため、高額になるようです。試験は毎月行われており、申し込みはだいたい試験日の1ヶ月前くらいです。
イギリスへ留学したり永住権を希望しており、申請する場合には、英語レベルの証明書としてこのIELTSのスコアの提出を必要とされることも多いので、イギリスで生活できる英語力及び大学・大学院等で英語で授業を理解することができる英語レベルを目指して準備し、受験する必要があります。
IELTS(アイエルツ)とは別に新たに導入されたものとは
今年2015年2月20日に、イギリス政府が発表したところによると、イギリスビザ申請に必要とされる英語力を証明するテストSecure English Language Test (SELT)に関して変更が伴い、2015年4月6日以降、イギリスビザ申請用に従来のIELTSとは別に「IELTS for UKVI」と「IELTS for Life Skills」が新たに導入されることになったというものです。基本的にはIELTSの重要性は変わりはなく、目的に応じて細分化されるということです。
「IELTS for Life Skills」というのは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)で示されるA1もしくはB1レベルのスピーキングとリスニングが必要とされる人用のビザ申請の際に必要となるUKVIの規定に沿ったテストです。
2015年4月6日から有効とのことですが、従来のIELTSのスコア証明として、2015年11月5日までは有効です。
「IELTS for Life Skills」のテストの概要
⚫️リスニングとスピーキングのみで、この2つを1つの試験で同時に行います。
⚫️試験方法は1人の試験官と複数の受験者で行います。
⚫️試験時間は、CEFR Level A1で16-18分、Level B1で22分です。
⚫️試験結果については、受験後6日以内でわかります。
⚫️試験結果は2年間有効となります。
※UKVI:UK Visas and Immigrationsのこと
IELTS対策問題集でトレーニングが必要です。
新しく導入されたIELTS(アイエルツ)の受験地は
この「IELTS for Life Skills」は、東京と大阪のみで受験可能となります。UKVIにより認定されたテストセンターにて受験する必要があり、日本ではブリティッシュカウンシルとなります。
ざっとですが、ここまでで英語力レベルを証明するIELTS(アイエルツ)の概要がわかったところで、留学するにあたり、留学生として何を目的にイギリスにいくのか、留学するにあたり留学先は語学学校なのか大学や大学院なのか、働くことが目的なのかによって必要となる英語力レベルや取得が必要なビザも変わってきます。ここからは、語学学校や大学や大学院で英語やその他の勉強のために必要とされる英語レベルとどんなビザが必要なのかについてまとめてみます。
それ以外は、次回まとめてみます。
Student Visitor Visa 学生ビジタービザ
これは、18歳以上で6ヶ月未満の留学をする場合に申請可能なビザです。また、英語コースに留学する場合に限り、11か月まで滞在可能な「extended student visitor visa(ESVV学生ビジター延長ビザ)を申請することもできます。
ちなみに、このSVV(学生ビジタービザ)と呼ばれるものが、「語学の勉強をしながら観光もできる」ようなビザで最大6ヶ月となります。ただし、この2つのビザではイギリスで就労することはできません。
Tier4 成人学生ビザ
大学や専門学校など、16歳以降の教育課程に留学する場合に申請するビザです。長期の留学や滞在を目的にする場合は、このTire4というビザを取得する場合が多いです。また、学位レベル以上のコースに在学する場合は、週20時間(ホリデー期間はフルタイム)の就労が可能となります。現在は、語学学校が発行しているTier4は就労ができませんが、大学や公立カレッジの併設の語学学校などによっては、週10時間まで就労が可能という場合があります。
Tier4レベルの英語力ってどんな英語レベル?
UKVIが認めるIELTSスコアはリーディング・ライティング・スピーキング・リスニングのすべてが4.0以上となっています。これはCEFRのレベルB1に相当します。Tier4スコアは、UKVIが求める最低スコアとなるため、大学・大学院によってはより高いスコアを必要とするところもある。Tier4スコアはよく知られている英語試験のスコアとの目安は、英検2級、TOEIC500点~640点未満、TOEFL470点(CBT150点、iBT52点)以上、国連英検C級が同レベルとされています。
IELTS(アイエルツ)について、簡単にまとめてみましたが、新しく導入された「IELTS for Life Skills」の情報についても、今後、追加変更などあれば、追加していきたいと思います。
今後、このIELTS(アイエルツ)の取得を考え始めているので、勉強方法なども考えていこうと思っています。
アラフォーだけどロンドン留学、がんばるぞ!
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