今年のゴールデンウィークの13日間ロンドン旅行で「ロンドン超短期1週間留学」をすることにした。気になるのは、やはり費用。急遽ではあるが、出発4/24の約2ヶ月前からロンドン留学費用とホームステイやステューデントハウス、語学学校などを調べ始めたのである。
まずは自分の希望と予算
留学と言ってもいろいろなパターンがあるので、自分の希望する学校・内容・時期等をしっかり検討すべきである。
長期の留学をする場合は、ビザや英語力を証明する書類(IETLS・ケンブリッジ英検などなど)や大学大学院の出願・受験なども必要となってくるので、準備期間も十分必要となる。
私の場合、観光目的も含めた13日間の日程でのロンドン激短期留学。英語力を証明する資料が不要。短期留学用ビザも簡単に申請取得できる。ただ、行き先と語学学校を探すだけだった。
そして、ここ数カ月で慌ただしく決定したのであった。
【とりあえず、私の希望と予算。】
留学センターを探す
航空券の予約
留学センターが決まったら、内容の吟味に入る。
全く初めての場合などで出発から帰国まですべて留学センターで手配をしてもらうのか、一部を自分で一部を留学センターで手配してもらうのかなど、組み合わせは無数にある。
私の場合は、留学の手続き前にすでに往復の航空券は自分で手配していたので、留学のみに関して手配をお願いすることにした。
航空券の手配に関しては、留学センターで手配してもらうにも自分で手配するにも、申し込み時期と出発時期によって飛行機代はかなり違ってくる。少しでも費用を安くしようと考えているなら、とにかく早めに出発時期を確定し、予約することをおすすめする。
また直行便でなく、乗り換え回数が1回以上ある便なら、渡航時間はかなりかかるが、飛行機代としては格安になることも多い。
航空会社、渡航時間、価格とも様々なので、いろいろとチェックしてみるといい。
参考までに:羽田発 ー ヒースロー空港着の航空会社(往復)
(13日間設定 2015年4月現在 価格・運行など異なる場合あり)
・ブリティッシュ・エアウェイズ 1名 ¥124,460 直行便
東京(羽田)→ロンドン(ヒースロー) 12時間25分
・エミレーツ航空 1名 ¥107,150 乗り換え1回
東京(羽田)→ドバイ→ロンドン(ヒースロー) 38時間25分
・カタール航空 1名 ¥94,700 乗り換え1回
東京(羽田)→ドーハ→ロンドン(ヒースロー) 20時間45分
・フィンランド航空 1名 ¥122,900 乗り換え2回
東京(羽田)→名古屋→ヘルシンキ→ロンドン(ヒースロー) 17時間20分
私がいつも利用するのは、ANAの直行便「羽田空港(2014年からターミナルが変わった)ーヒースロー空港」。
過去のロンドン旅行の時期は、だいたいオフシーズンが多く、仕事の都合上、飛行機の予約は出発日1~2カ月前にすることが多い。
今まで飛行機代の平均は約19万円程度。往復直行便、滞在期間は平均8日間。今回出発の6か月ほど前に予約した渡航費は、13日滞在、燃油料・空港使用料等含め往復直行便で約12万円。予約時期も早い上に滞在期間がいつもよりやや長めだったので、低価格で予約が取れた。
予約時期・出発日・滞在日数・空席状況・レートによって、航空運賃は日々変動するので、こまめにチェックすると最安値時に予約できる。
ANAでは期間限定のエコ割などが発売され、ゴールデンウィークや年末年始などのハイシーズンにイギリスやヨーロッパへ往復で10万円以内の航空運賃で予約が可能になることもある。交通費を抑えるには、とにかく早めの予約をおすすめする。
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語学学校と英語コース選択
まず、自分の希望する都市を決定する。ロンドンなど中心都市と比べ地方だと、宿泊費を含めた留学費用は安くなる傾向にある。このことを含めて、自分の希望するコースがあるかどうかで語学学校を選択するとよい。
またブリティッシュ・カウンシル(British Council)認定校なのかというのも選定する際の重要なポイントとなる。なぜなら、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)認定校は、授業の内容と留学生に対するケアの両面で高い水準であることが保証されているからである。
では、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)とは?
英語学習をする人にとってはよく聞く名称である。
イギリスの公的国際文化交流機関であり、英語を母国語としない人々に英語を教えることを目的とする学校が、英語研修機関として一定の基準(教師の資格、教授法、施設、経営管理、留学生に対するケアなど)を満たしているか定期的な検査を行っている。基準以上であると判定された学校は、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)認定校とされる。
認定された学校は、認定後も定期的に検査され(抜き打ち検査を含む)、常に高い水準を保つことが要求されている。
ということで、たとえ激短期留学であっても、質の高い授業内容を受けるべきなので、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)認定校という基準は重要である。
私が申し込んだシェーンの場合、ロンドン市内で通える学校は1校しかなかったので、選択の余地なく決定。ISIS,London-UICという学校で、もちろんブリティッシュ・カウンシル(British Council)認定校である。
さて、次はコース選択と授業時間の選択である。
一般英語・ケンブリッジ英検準備・アカデミックIELTS・ビジネス英語・プライベートなどのコースが一般的である。
私は、一般英語を選択。入学当日にレベルチェックをして、クラス分けがされる。
授業時間は午前中のみ・午後のみ・フルタイムの中から選択できる。
1日中”英語漬け”もありだが、予算の関係上、午前中のみを選択した。
気になる学校費用の内訳について。
①授業料/1週間(午前中のみ3時間/週15時間):¥47,000
*フルタイム授業 ¥60,700
②教材費:¥11,600
③留学手数料・登録料(Student Visitor Visaの発行を含む):¥53,700
合計金額 ¥112,300(フルタイム授業 ¥126,000)
イギリスへの6か月までの滞在はビザの取得は必要なしなのだが、留学目的で英語学校へ入学する場合は、Student Visiter Visaが必要となる。が、英語力を証明する資料や面接準備の必要がなく、イギリス入国時に空港で発行も可能。留学センターに申し込めば、手数料が入っているのでこの手続きをやってくれるので、事前にStudent Visiter Visaを受け取って、出発できる。
※Student Visitor Visaとは?
短期滞在学生ビザ(Student Visitor Visa/SVV)というもので、英語力の証明の必要がなく18歳以上の方のための留学ビザとなる。イギリスで語学学校に通うためには必ず学生ビザでの入国が必要となるので、渡英する際にはビザの準備が必要となってくる。
ただしこの6ヶ月未満の短期滞在用留学生ビザは入国時に空港で発行可能なため、あらかじめ日本でビザ申請のための書類提出や面接を準備する必要が無い。また英語力証明を準備する必要がない。6ヶ月以下の留学を予定している場合は、このSVVビザをイギリス入国の際に取得してイギリスに留学をすることが一番費用も抑えることができ簡単な留学方法となる。
IELTS(アイエルツ)のレベルは?取得してイギリス留学で英語を勉強するには
留学センターからは、語学学校の入学許可書も送られてくる。
これで、入学の準備完了。
宿泊方法の選択 ー留学センターからの斡旋
飛行機も予約し、留学先と語学学校が決まったら、最後は宿泊場所を決める。
今回は7日間は留学センターの提供の中から選択し、6日間は個人で探すことにした。
留学センターの宿泊場所は
①ホームステイ(現地ホームステイファミリー宅)
②ステューデントハウス(学生寮のようなところ)
③レジデンス(専用キッチン・バストイレ付きのワンルームマンション風なところ)
上記3種類の滞在方法があり、部屋が1名か2~3名か、バスルームが共同か個人か、キッチンが共同か個人かといったことが細かい希望となる。③のレジデンスについては、費用もかなり高額とのことだったので、見積の時点でパスし、①と②で見積もりを取ってみた。
費用の内訳について。日曜日in~土曜日outの7日間 / シングル朝夜2食付
①Aーホームステイ(シングル) ¥36,800
①Bーホームステイ(シングル・プライベートシャワールーム付) ¥50,400
②Aーステューデントハウス(シングル) ¥75,600
②Bーステューデントハウス(シングル・シャワー付) ¥84,000
最初の留学費用総合計見積金額は①Aの¥36,800で取ってもらったのだが、ちょっと金額アップは覚悟し、今回はホームステイ初体験ということで、
①Bーホームステイ(シングル・プライベートシャワールーム付) ¥50,400
を選択した。
合計金額 ¥50,400
宿泊方法の選択 ー自分で探す予約する
ロンドン旅行はいつも、パッケージツアーを利用せず、飛行機とホテルはそれぞれ自分で予約する。
ホテルの予約は、大手海外ホテルの予約サイトで探して予約しており、以下のサイトをよく利用している。
・ブッキングドットコム
ホテル予約の場合もANAの飛行機予約と同じで、連泊すればするほど、予約時期が早ければ早いほど早割りプライスが設定されていることが多い。ただし、海外なのでホテル代もレートによって日々刻々と変わるので、毎日チェックして最安値で予約できるようにする。宿泊日の数日前まではキャンセル料無料の設定もあるので、支払い方法をクレジット決済にせず、現地払いに設定しておくとキャンセルも簡単にできる。クレジット決済にしてキャンセルをすると、返金に時間がかかる場合があるので、ちょっと面倒。レート変動によるので、たった1日違うだけで、数千~万単位で金額が違ってくることもあるので、面倒だけど、まめにチェックすることをおすすめする。
私のお気に入りロンドンでのホテル
便利で大きな駅ウォータール駅から歩いて7分くらいのホテル。ビックベンへ徒歩20分位で行ける好立地。非常に都会的でシンプルなお部屋。日本人にはうれしいバスタブ付。FreeWifiも使用可能。チップ不要。朝食はビュッフェスタイル。日本人スタッフもいるので、英語が話せなくても大丈夫。
オススメのホテル。
で、今回は、別のホテルにしてみた。ロンドンアップルハウスというサイトから予約。ウィークリーマンション・個室・ドミトリーを予約できる。
短期滞在から長期滞在向けのホテルで、日本人が経営しており、予約はメールで可能で日本語対応可能。ホテル代の事前振込みも日本の銀行へ振込みできる。
イギリスでも日本人が多く居住する地区に宿泊施設があったりする。
ホテル代もリーズナブルなので、はじめてロンドンを旅行する方や女性一人旅、留学滞在などに最適。
有料だが希望すれば、空港からホテルまでの送迎もしてくれる。
ロンドンアップルハウス⇒London Apple House Top
予約完了
ハイドパークハウス Room4(ツイン個室) 2泊 £100
ウエストアウトンハウス スタジオ(ワンルームマンションタイプ) 4泊 £196
どちらも食事なし
合計金額 £296(¥56,240 £1=¥190)
ホテルー空港の送迎について
初めての海外旅行や留学の際、空港からホテルやホームステイ先まで自分1人で行くには、結構大変かもしれないので、最初は送迎サービスを利用した方がよい。留学センターやパッケージツアーにはオプションで付いてる。
ヒースロー空港(ロンドン)~ロンドン市内ホテル ¥20,000程度
また個別に日本出発時に送迎タクシーの手配もネットから可能。⇒
ロンドンのヒースロー空港からロンドン中心地までの定額タクシー、観光で利用できるブラックキャブより安くて良心的なタクシー&プライベート・ハイヤーサービス
今回の留学では、省いている。¥20,000って結構大きな節約。
海外旅行保険について
海外旅行中や留学中の病気・ケガ、貴重品の盗難、スーツケース・金品の紛失に備えて、海外旅行保険は加入しておいたほうがよい。2週間までくらいの短期旅行なら、1万円までの保険料で最低限の補償がされる。
飛行機などで海外で乗り継ぎ便がある場合、スーツケースが出てこない!というケースがよくある。保険に加入していれば、補償してもらえる。
私がよく加入するのは海外旅行保険のAIU 。
24時間ネットで申し込みができるし、空港でも申し込みができる。
海外旅行に行く時は是非加入してください。
クレジットカードについて
日本でも最近は、クレジットカード所持率も増え、ポイントがつくという理由でコンビニやスーパーでクレジットカードで支払うことも増えている。とはいえ、やはり現金支払いの習慣は根強い。
ロンドンはと言えば、クレジットカード多用文化です。
地下鉄やバスに乗るときに使うオイスターカード(日本でいうところのSuicaとかmanacaとかチャージできるカード)にチャージする時は、窓口に行かずにクレジットカードを入れてチャージする機械あり。便利だ。
デパートやレストランはもちろんのこと、スーパーでも金額に関係なく気軽にクレジットカードを使える。というか、クジットカードで支払いをしている人がほとんどだ。
カードの種類は、ICチップ付きのクレジットカードと通常のサイン式のクレジットカードがあるが、IC付きのカードのほうが圧倒的に使い勝手が良い。IC付きのカードを使う場合は、購入の際に暗証番号PINCODEを入力することになるので、覚えおく必要がある。
海外では、何かあるといけないので、最低3枚ほどのクレジットカードをもっていくと安心だ。機械トラブルで機械に通せないことなどが時々あるので、複数枚あると便利だ。ただし、盗難や紛失の恐れもあるので、そこは気をつけてほしい。
日本で有名で使い勝手のよいカードも海外では使えないということもある。
一番のおススメは、VISAカードで海外旅行保険付きのカードがよい。
ちなみにお店によるのかもしれないが、アメックスカードやJCBカードが使えないことがあった。
アミティエカード
女性専用のカード。ショッピングや海外旅行にお得なカード。
顔写真も付けられるので、盗難紛失にあっても安全。
オイスターカードについて
ロンドンの交通網である地下鉄や電車、バスに乗るときに使えるタッチ&チャージカード。デポジットとして£5支払う。長期間の滞在なら、購入をお勧めする。
ロンドン市内の交通機関の窓口、機械で購入できる。チャージも窓口や機械でできる。ちなみにチャージは「トップアップTOP-UP」という。チャージした金額に使用制限はない。観光していると1日に何度も地下鉄や電車に乗る機会があるが、オイスターカードでのルと利用限度額が設定されており、1日£6.40相当分の移動をすると、それ以上の金額をチャージされないので、オイスターカードで乗車した方がお得。ピーク時間(平日の通勤時間4:30~9:30)とオフピーク時間で料金の設定が異なる。
このチャージの時に機械でクレジットカードでのチャージが可能。
チャージ画面は日本語対応も選択可能。オイスターカードは身分証明を提示の上、窓口で返金手続きもしてもらえる。返金手続きには用紙に記入しないといけない。もちろん英語で。現金購入の場合は現金で返金され、クレジットカードで購入した場合は、クレジットカードの口座へ返金される。
乗車するときは、黄色の丸いセンサーにオイスターカードをタッチすると改札が開いて通れる。これは、日本と同じ。
このチャージ式オイスターカードとは別に、ビジターオイスターカードや紙のトラベルカードもあり。