(ナイツブリッツ駅)
ロンドン地下鉄の地図はHPから
ロンドンの地下鉄、tube、undergraoundと呼ばれていますが、歴史は、1863年に開業し150年以上とかなり古いです。年間利用者数は延べ13億8000万人。
日本の鉄道史よりはるかに長い。
ロンドンの地下鉄の長い歴史の中、新しい技術の誕生の裏に数多くの路線統合や廃止、車両も新旧交代していました。
(ロンドン地下鉄)
イギリスは伝統的に古いものを大切に保存し活用している国です。
市内ロンドンの街並みを歩いていると、歴史的な建物が並ぶなか近代的なガラス張りの超高層ビルが建っていたり、伝統と現代が入り混じっている光景をよく見かけます。しかも、古い建物も現在も使用されていることが多いです。
(ONENEWCHANGEから見たSt.Paul Cathedral)
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その中心部のコベントガーデンにあるロンドン交通博物館には多くの展示物が保存されています。
(コベントガーデン)
管内には地下鉄のほか、旧型2階建バスやロンドンタクシーなども展示されています。
この常設の博物館のほかに、ロンドン交通局では、こうした産業遺産を勝代したイベントを年に数回実施ています。
その1つのイベントでお勧めは、廃駅探検ツアーです。
長いロンドンの地下鉄の歴史の中では、廃止になり使われなくなった駅がいくつかあり、遺構としてそのままの状態で残されている廃駅も多いです。
ロンドン交通局では、こういった廃駅を利用して、ガイド付きの探検ツアーを年に数回開催しています。
見学時間は約1時間ほどでチケットを手にした30人程度でツアーが行われます。
廃駅なので、エレベーターは撤去されており階段を使うことなります。
ですので、イベントのチケット購入の際に、足の悪い方や高齢者の方は急な階段の上り下りがあるため参加できませんという内容が記載されているそうです。
集合場所で名前、免許証やパスポートなどの身分証明書を確認されます。これは、転売を防ぐシステムだそうです。
廃駅は、線路やトンネル、古いポスターや閉鎖告知案内など当時のまま残されていたりしますが、きちんとメンテナンスされています。こういった産業遺産は、さまざま用途に使用されています。たとえば、テレビや映画の撮影、ロックバンドのコンサート会場などす。また戦時中には空襲から逃れるため、市民の防空壕となったり、
大英博物館から美術品を移送し、一時的な保管庫として使われていたりしました。
(大英博物館)
鉄道好き、歴史好きな方にはおすすめのイベントです。
この廃駅探検ツアーは、とても人気のイベントでチケットは、予約開始後に即完売になるほどだそうです。
なかなか取れないチケットなので、事前に博物館の無料案内メールに登録するしておくと、こういったイベントの先行予約を受けることができます。
メール登録はこちら
Email updates - Transport for London
是非参加してみてはいかがでしょうか?
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