チェルシー・ロイヤルホスピタル(Tha Royal Hospital Chelsea)
23日のイギリスの国民投票のEU(欧州連合)離脱の結果を受け、イギリスの議会HPでは、EU残留を訴えて国民投票の再投票を求める請願書の署名が320万人を超えたとのことです。
イギリスの若者やホワイトカラー層は残留派、年配や労働者層は離脱派の傾向が強く、世代間や社会的立場によって分かれた結果だったようです。
再投票の可能性はあるのか?が気になりますが、
イギリスには国民投票を市民の側で起こすシステムがなく、請願書では議会での論争になるということ。
その他には、この請願書ではどちらかの側の得票率が60%を下回ったり、投票率が75%に到達しなければ結果を無効にするような内容で政府に求めているが、国民投票すでに実施され、イギリスの政治指導者たちは国民投票の結果を尊重すると公約していた為、請願書の及ぼす効果はあまりないとのことらしい。
またEU側からイギリスに再考するよう提案することはほとんどない。これまでのところ、ベルリンやパリ、ブリュッセルからは迅速な離脱が求められていますし、イギリスのキャメンロン首相も「2度目の国民投票ない」と述べています。
イギリスの正式EU離脱は、リスボン条約50条を行使することが必要で、正式な交渉は少なくとも2年かかるとのことで2018年となりそうです。
まずは、キャメロン首相の後任が誰になるのかが気になるところです。
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-69876150-bloom_st-bus_all