ZARA ハッロズ付近(ZARA near The Harrods )
イギリスEU離脱派のリーダーであった前ロンドン市長ゴリス・ジョンソン氏が、保守党党首選に30日突然の不出馬を表明し、ロンドン市民の間では衝撃が走っています。
「同僚の意見を聞き、議会の状況を見ると、私は出馬すべき人間ではないと結論に達した」と、出馬しない理由の1つとして「私は必要とされる指導者いなれないし、団結を国にあたることもできない」との述べました。
ロンドン市民の声は、
「驚いたわ。首相になりたいから離脱運動をしていたと思っていたのに。」
「混乱を引き起こして、責任も取らず逃げてしまうなんて最低だ。」などと言った声が上がっています。
ジョンソン氏の代わりに出馬表明したのは、同じEU離脱派で共に戦っかいジョンソン氏を次期首相に推していたマイケル・ゴーブ司法相で、「ジョンソン氏では、離脱チームを作り団結できないとうこと」と述べています。
ジョンソン氏がゴーブ氏が立候補したことにショックを受けたこと、ゴーブ氏が内緒でジョンソン氏の側近に党首選ではゴーブ氏の味方に付くように説得していたことなどEU離脱派内部の亀裂などが背景にあり、ジョンソン氏の不出馬になったようです。
イギリスの次期首相を決める与党・保守党の党首選の立候補は、イギリス現地時間の30日正午に締め切られました。
最終的には5人が届出を済ませ、国民投票で残留派を支持し、離脱派にも広い人脈を持つテリー・メイ内相が優位見られている様です。
ゴーブ氏ら他の立候補者についての支持は不透明。
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160630-00000045-jnn-int