イギリスのEU離脱決定を受け、世界経済に影響があると強い危機感とイタリアの大手銀行の不良債権問題で資本不足に陥り深刻化するのではと懸念され、円高、株安が進んでいます。
イギリスのEU離脱問題で経済悪化を懸念する投資家たちが、リスク回避の為、安全資産とされている円買い、ドル売りの動きが増え、一時円相場が円高・ドル安の1ドル=100円台半ばをつけました。これは、先月行われたイギリスの国民投票でEU離脱が決定した6月24日以来の円高の動きとなりました。
また同時に、ポンドでも動きがあり、円高、ポンド安となり、一時1ポンド=120円台後半をつけました。これは、約3年8ヶ月ぶりのポンド安となりました。
経済不安が欧州をはじめ世界に広がったことで、ポンドの不安定な値動きに対して市場全体が敏感に反応していると見ています。
イタリアの銀行は多くの不良債権を抱えており、イギリスのEU離脱を受けて、イギリスとの経済関係が深いイタリアにも景気悪化が進み、不良債権がさらに膨らむのではといった問題が浮上したことで、銀行株が大幅安となりました。
今月末に渡英予定。日々ポンド/円のレートをチェック。今年1月に渡英した時は、およそ1£=187円くらい。それを思えば、大幅にポンド安。
経済的打撃のイギリス・欧州ではありますが、円高に期待している旅行者です。
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