ロンドン留学中に語学学校では、英文法だけでなく、口語表現(スラングなど)やイディオムも学びました。これなんだろうなぁと思って辞書で調べても、意味や使い方がわからないといったこともありました。
そこで今回は、Down your way・There's lots going on~ing・queueの意味と使い方を解説していきたいと思います。
日常的に非常によく使う単語もあるので、是非覚えて、使ってみてくださいね。
Down your wayの意味と使い方
テキストのレッスンタイトルに「Down one's way」と書いてありましたが、意味が全く分かりませんでした。早速、先生に質問。スラング的な口語表現で、”家や住んでいるところ”などが話題になった時に使う表現の1つだそうです。
dow your way
名詞句として使います。
直訳の意味は「あなたの所」となりますが、日本語的には「あなたの住んでいるところ= where you live」となります。
例
She is at the cafe near down your way.
彼女は、あなたの住まいの近くのカフェにいます。
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There's lots going on の意味と使い方
There's (is) lots going onには、1つの構文と1つのイディオムが含まれています。
There's
1つの構文は、There's ですね。
これは、今、単数形現在のbe動詞を省略した形になっていますが、正式にはThere isです。複数形現在なら、There areになりますね。
日本語訳は存在を示す意味の「~がある」です。
基本的には、be動詞の後ろにくる名詞が単数なのか複数なのかによって、be動詞を変えます。
例
There's (is) a cinema. 映画館がある。(単数形現在)
There're (are) some people in the shop. お店の中に何人かいます。(複数形現在)
go on
1つのイディオムは、go on です。「going on」という形でよく見かけますし、口語でもよくつかわれる表現です。ちなみにTOEICのリスニング問題でもよく耳にします。
「go on」の意味は3つ。①続く ②起こる ③同じことをずっとする
①②は、よく使われていますね。早速、見て行きましょう。
例
① 続く
Go on ! 続けて
(会話が途切れたり中断した時に、会話を再開しようとするときに言う表現です。)
There's (is) lots of things going on.
(直訳) 起こっていることが盛りだくさんある。→ 色々ある。
There's (is) not so much going on. そんなにたくさんない。
There's (is) all sorts of things going on. 多くの種類がある。
There の後ろに複数形「lots / all sorts」が来ていますが、There's(is)単数形になっています。本来は、There areになるはずでは?
文法的には、「There is 単数形」「 There are 複数形」となりますが、「There is / are lots/ a lot of / a sort of / all sorts of」は、どちらも使えます。
口語表現では、よく使われる特殊な表現になりますね。
② 起こる
What is going on?
どう元気?(挨拶)/ どうなってる?どうしたの?(進捗状況を確認する)
③ ずっと同じことをする
He went on about his promotion. 彼は、自分の昇進の話ばかりした。
queueの意味と使い方
学校では、よく耳にした単語でした。queueは、キュー[kju:]と発音します。
意味は、名詞で「列」、動詞で「並ぶ」です。
そう、「並ぶ」の表現で私たちが習った単語は、lineですね。
「be in line」で「並んでいる」という意味でよく使われます。
「並ぶ」と言いたい時、イギリスでは、lineよりも「queue」を使います。
例
Does anyone queue in front of the loo ? 誰かトイレの前で並んでる?
「loo」とは、トイレのこと。イギリスでは、トイレのことを「toilet」とも言います。看板にもこの表記が書かれていることがほとんどです。
が、口語表現で、丁寧に言う場合は、looを使います。日常的に使う単語なので覚えましょう。
ロンドン留学をして初めて知るイギリス英語表現。現地で生活する醍醐味です。
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