再帰代名詞、覚えていますか?
ロンドン語学留学中にも授業で習いました。書き換え練習では、ちょっと混乱したりする再帰代名詞。
ですので、復習も含めて再帰代名詞と、have、get、ownの用法と使い方について書いてみようと思います。
再帰代名詞(Reflexive Pronoun)とは?
代名詞と付いてるので名詞群で、英語では再帰代名詞=Reflexive Pronoun です。
再帰代名詞の作り方は、人称代名詞の所有格(目的格もあり)の後ろにーself(単数形)、ーselves(複数形)をつけます。
単数
my(私の) ⇒ myself
your(あなたの) ⇒ yourself
her(彼女の) ⇒ herself
his(彼の) ⇒ himself (例外 目的格ーself)
its(その) ⇒ itself(例外 目的格ーself)
複数
our(私たちの) ⇒ ourselves
your(あなた方の) ⇒ yourselves
their(彼らの) ⇒ themselves(例外 目的格ーself)
と作ります。
再帰代名詞の意味
単数
my(私の) ⇒ myself = 私自身
your(あなたの) ⇒ yourself =あなた自身
her(彼女の) ⇒ herself =彼女自身
his(彼の) ⇒ himself (例外 目的格ーself)=彼自身
its(その) ⇒ itself(例外 目的格ーself)=それ自身・それ自体
複数
our(私たちの) ⇒ ourselves = 私たち自身
your(あなた方の) ⇒ yourselves =あなたがた自身
their(彼らの) ⇒ themselves(例外 目的格ーself)=彼ら自身
となります。
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再帰代名詞(Reflexive Pronoun)を含んだ例文
再帰代名詞には、2つの用法があります。
再帰代名詞は、再帰動詞とともに用いることができます。
He cut himself. 彼は自分で切った。
She killed herself. 彼女は自殺した。
I dressed myself. 私は着替えた。
再帰代名詞を目的語として使う場合は、主語(subject)と目的語(object)が同一のもをさす場合の時に使います。
再帰代名詞は、強調語として用いることができます。
She does her nails herself. 彼女は、自分でネイルをする。
He types the letter himself. 彼は、自分で手紙を打つ。
I do all my laundry and ironing myself. 私は、洗濯ものとアイロンかけは全て自分でする。
Susan and Mark do everything on the farm themselves. スーザンとマークは、彼ら自身で農場で全てする。
再帰代名詞は、主語(subject)によってなされた事柄を強調したいときに用いることができます。
再帰代名詞(Reflexive Pronoun)をown使って書き換える
再帰代名詞を強調して使う場合は、ownを使って書き換えることができます。
所有格(目的格)+self(selves)⇒ 所有格+own+名詞と書き換えることができ、意味は同じです。
She does her nails herself. ⇒ She does her own nails.
He types the letter himself. ⇒ He types his own letter.
I do all my laundry and ironing myself.⇒ I do all my own laundry and ironing.
Susan and Mark do everything on the farm themselves.
⇒ Susan and Mark do thier own everything on the farm.
書き換えならが、時々混乱しそうですが、英語口語ではよく使う表現ですので、お忘れなく。
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have・get(~してもらう)の使い方
再帰代名詞は、「~自身」という意味で、行う行動が動作主自身であることが強調された意味で使われていますが、動作主が他人・他のものに変わり「~してもらう・~される」という意味に変わると、have・getを使った文法表現を使います。
文法表現の基本
have・get + 目的語(object) + 過去分詞形(past participle)
この文法表現は、文型では5文型になります。
5文型
=S主語(subject)+ V動詞(verb)+ O目的語(object)+ C補語(complement)
O目的語(object)= C補語(complement)の関係が成り立ちます。
例文
I'm having my hair cut tomorrow. 私は明日髪の毛を切ってもらう予定です。
*be動詞+~ing=進行形だが、意味的には近い将来確実に実現することに対して使うことができます。
We got our computer repaired. 私たちはコンピューターを修理してもらった。
「目的語(object) + 過去分詞形(past participle)」の意味上の関係は、「主語+動詞」の関係になり、受動態の関係が成り立つので、過去分詞形を使います。
have my hair cut 私の髪を切ってらう
⇒ my hair is cut by someone 私の髪の毛は誰かによって切られる
got our computer repaired 私たちのコンピューターを修理してもらった
⇒our computer was repaired by someone 私たちのコンピューターは誰かによって修理された
「~してもらう」の表現は、日本語では良く使いますので、英語表現もしっかり覚えておきましょう。
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